メロディー展開が自然になり、ボーカルも演奏技術も録音も格段良くなっています。しかしこのアルバムが今の時雨なら、彼らは明らかに退化しています。 例えば経済/商業の世界では、よりスマートに効率的であることは紛れもなく素晴らしいこと。しかし音楽、とりわけロックはそうじゃない。壊れかけの、ギリギリの場所でなんかカッコイイ事ができちゃってるよってのが一番美しい。独特なフレーズ、強引なメロディー展開、それらを見事に「アリ」にしてしまうTKの音楽センス。思えば#4、Feelin your UFOあたりがピークだったのか・・・ このアルバムでは、せめぎ合うハイトーンボイスも「奇を衒ってる」の一言ですまされても反論できません。音響的なアプローチも、シングルmoment A rythmで完成されてて、すでに煮詰まってる様子。
今日(20日)録っておいたスペシャのストレイテナー特番観ました。先日行われたHELLO MISS WEEKEND TOURのライブ映像を中心にインタビューを挟んで、といった感じで60分。なかなか濃い内容で満足です。スペシャさんグッジョブ。 4人になって帰ってきたテナーは怪物でした。いくつか感想書きたいと思います