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デイトリッパー入門

邦楽ロック・昭和歌謡のレビューを中心としたブログ

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三文ゴシップ

2009/06/30(Tue)15:43

 発売されましたね。買おうか迷いましたが、先日友達に借りました;

 今のところ(4周目)の感想を言いますと、バカに突き抜けてて、全体的にハッピーで、それでいてカオティック。賛否の結論はまだ保留ということで。


代わりといってはなんですが、最近なぜかヘビロテなんでこちらのレビューを。



ゆらゆら帝国 『ゆらゆら帝国Ⅲ』


1.でっかいクエスチョンマーク
一曲目からトばします。聴き手に自然とエアギターさせてしまうぐらいに大味なリフ、大味な歌詞。これらが逆に意地悪く聴こえてしまうのはゆら帝のパワーか???

2.ラメのパンタロン
続いてトばします。これまた小気味良くも気持ち良い痛快ナンバー。「パンタロン」の意味さえ知れば誰もが踊ってしまうはず。揺れてしまうはず。グッグッグッと!

3.幽霊の結婚式
"君は僕が好きで、僕は君が好きで・・・"
「拍手」からわかるように、彼らの周りはふたりを祝福してるにもかかわらず、当事者である彼ら自身が果たして幸せなのか、悲しいのかという描写が一切なのがちょっと怖い。「永遠に」というワードも引っかかります。
しかし僕としてはなんとなく優しい気持ちになれるので、ポジティブに解釈してます

4.待ち人
花も虫も歌って踊りだすような、幸せいっぱいのミディアムナンバー。 ・・・と見せかけて、歌詞は超後ろ向き(笑) 現状を打破するために自分から立ち向かうことは一切せず、何か外部からの変化をじっと待っている。咲くかな、まだかな・・・  って考えすぎか・・笑

5.ゆらゆら帝国で考え中
ハイテンションにゆら帝節が炸裂。世界観がジャケットにピタリとはまる。一番キャッチーな曲ということでなんとなくこのアルバムの代表曲な気もする。ただただホットでクール。ダメだダメだフゥフゥフゥ!!ってのがセクシーすぎる(笑)

6.男は不安定
個人的にはこのアルバムの核。一弦のみを冷めたように狂ったように弾き続けるギターは脳を緊張させ、さらに不安をあおるように楽器隊はリズムキープ。HEYボーイは不安定、HEYガールはいつも元気・・・
一回目は退屈または耳障りに聴こえるが、何周もすると音が、フレーズが気持ちよくなってくる・・・ 実にドラッギー。

7.砂のお城
例えると、海岸でサンダルにひっきりなしに入ってくる砂みたいな鬱陶しさ(笑) あまり好きじゃない

8.頭異常なし
特に異常なし

9.まずタイトルがいいw 毎度ながらよく思いつくなぁ、と。
メロディーがまんま「ドックンドール(3*3*3収録)」のキーをあげただけなのに、全く気にならないどころか、むしろ自分自身が頭炭酸状態で、ドックンドールがオカシく聴こえてるんじゃないか?と疑ってしまいそうになるのが面白い。

10.少年は夢の中
空を飛ぶ夢を見るような、そんな夢のような世界。エンドロールとしては及第点だけど、数ある名バラードの中では霞んでしまう。


 前半の勢いが良すぎるせいか、後半のパワーダウンは否めない。裏を返せば、前半だけでいえば超名盤『3*3*3』に匹敵するというモンスターアルバム。悲しいことに、「生」の乾いた音を出すゆら帝は一応このアルバムにて完結する。今のゆら帝も最高にクールだけど、この頃のサウンドもまたやってほしいものです
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No.27|音楽Comment(0)Trackback()

TSUTAYAレンタルアップコーナーにて。

2009/06/25(Thu)21:27

林檎の新譜を買うためにツタヤを訪れたのですが・・・


スーパーカー/スリーアウトチェンジ
NUMBERGIRL/SAPPUKEI
サニーデイサービス/サニーデイサービス
サニーデイサービス/MUGEN
中村一義/金字塔
中村一義/太陽
中村一義/ERA
中村一義/100s


各300円で購入しました。

半分ほどは聴いた作品ですが、あまりの安さに衝動買い。
レンタルアップっていいですねえ(笑) 
ただ、欲を言えばシールを簡単にはがせる様なものにしてほしい・・・!


さて、サニーデイ聴こうっと

No.26|音楽Comment(1)Trackback()

趣味の世界だねえ・・・

2009/06/16(Tue)11:40

 
 『機動警察パトレイバー』

 先日、ふとした拍子に思い出し、懐かしくなって文庫版を大人買い(とはいってもあわせて1000円余り)しました。小学生くらいの頃にテレビで放映されてたアニメーションを観ました。西暦1999年・・・あまりに地続きな未来に強く印象に残ったのを覚えています。改めて見返すと、レイバーの緻密な設定(下半身のオートバランス機能、戦闘経験による操縦者との順応度UPなど)や治安部隊としての特車二課のリアリティは目を見張るものがあります。 ・・・と、記憶によれば今回初めて読んだ文庫版よりTV版の方が少し辛気臭かった気がします。というか、漫画版のノリはほんっと軽い(笑) シリアスなシーンであっても次のコマには笑いをもってくる・・・ 
それから、ズバ抜けてカッコ良いデザインのイングラム及び「タイプJ9"グリフォン"」も「偶然そうなった」ではなく、各レイバーの開発者の「趣味」によるものだと言い切ってるのが好感が持てます。SFでこういうのをデキる余裕はスゴイ
。 
 しかしやはり特筆すべきは、このSFロボット作品で最もシンボリックなロボットであるはずの98式AV通称"イングラム"に「独立性」がないことでしょう。つまり、普通のいわゆる「ロボットもの」は主人公の絶対的適正があり、主人公機の神格化が求められるものですが、この作品にはそれがありません。劇中ではイングラムを扱う操縦者は「フォワード」、それを指揮する車両に乗る者を「バックス」と呼んでいます。たとえば、イングラム2号機を操る「フォワード」太田功男巡査と指揮をとる「バックス」熊耳武緒巡査部長。実は熊耳巡査部長の方が操縦センスは圧倒的に高いのですが、彼女はバックスに回っている。なぜなら直情的な太田巡査は指揮に向かないから。要するに適材適所ですね。数あるレイバーの中でも抜群の強さを誇るイングラムですら、指揮車に乗るパートナー、修理整備を行うエンジニア、開発した企業などとの連携が不可欠で、警察組織の一部であり、単なる「備品」にすぎないのです。 

し、渋すぎる・・・!笑

No.25|音楽Comment(0)Trackback()

かさむ出費

2009/06/05(Fri)17:42

 気づいたら最近出費が激しいです。ネットでお買い物したり、カードで決済するのはあまりよろしくないですね。なんだか現金に触れないと、「失くす」感覚というか、そういうのが感じられない。そういうものをいちいち感じないと自分はダメだ(笑) 
 出費元の大半が服やら靴やらですね。。最近は”古き良き不良”スタイルに憧れはじめてます。ヨーロッパ映画に出てくるような下町の不良みたいな。ボウリングシャツ、ダメージの効いたデニムシャツ、くすんだレザーJKT、ブーツカット、くどい柄のショーツ、サドルシューズにロザリオ・・・ 煙草とガソリンの匂いが伝わってくるような、ギラリとした危うさの中に隠れた気品。 
COOLだね~笑




 今夜は9mmがミュージックステーションに出演。おスベリ必須。
もう日本中をブラックマーケットブルーズの虜にしてやんなさい(笑)


No.24|音楽Comment(0)Trackback()

もうすぐ雨の季節です

2009/06/04(Thu)00:12

 ね。いや、もう来ちまってんでしょうか?あまりポジティブなイメージはないですよね、この季節は。 考え事などするのには最適な時期な気がします。あとはそーですね、音楽によってはこの季節に映えるものって多いんじゃないかなあ。 レミオロメンの「朝顔」、スネオヘアーの「a watercolor」だとかはド真ん中でしょう。ユーミンの「時のないホテル」もいいな。曲単位ではフジの「陽炎」「雨のマーチ」、スネオの「訳も知らないで」、椿屋の「紫陽花」、メリー「黒い虹」、荒井由実の「雨のステイション」「雨の街を」、太田裕美「雨だれ」・・・まぁ挙げたらキリがないわけですが; ただ、雨の日にゆら帝の「ドア」は間違っても聴いちゃだめです・・・死にたくなりますから(笑) 


 梅雨

ジメっとしてて、外出が不便で、電車内が冷えて、リビングが洗濯物に埋もれて、頭が痛くなって、、それでも日本に生まれて良かったって思える季節で、嫌いではないです。

No.23|未選択Comment(0)Trackback()

天下無双は陽炎に過ぎず

2009/05/30(Sat)10:11

バガボンド30巻買いました。やはり今回も今までのバガボンドとは異質。問答問答の繰り返し・・・(26,27巻とは対称的ですねw) しかし全く飽きを感じさせない濃い内容でした。斬って斬って斬りまくった、今までの混沌とした流浪生活を綺麗にまとめあげる様子は爽快の一言。宗教観を含んだ説法は、やがて戦争論にまで及びます。。二十二年の歳月を費やして武蔵の得たモノは、言葉拙くとも、確実に「悟り」に近づいてるのを感じます。こんな漫画は他にないでしょう。・・・いや、ある意味で聖☆おにいs(fvgf
また、そうした問答を中心になってるだけに、それだけに印象的なセリフが多く、何度も納得させられました。単に自分の考えが浅いだけなのかもしれませんが・・・;


真ん中がいちばんいい。


この心理を得てもなお、再び命をやりとりを求めはじめた武蔵。彼はどこへ向かうのか

No.22|その他Comment(0)Trackback()

凛として時雨 - just A moment

2009/05/29(Fri)23:54


自分の中ではなかなかタイムリーだとは思っております。


1、ハカイヨノユメ
一発目からヤな予感。ハ~カイヨ~ノ~ユ~メ~ ってやめてくれ。ビジュアル系じゃないんだから。とりあえずタイトルを漢字に脳内変換してみる 

2、Hysteric phase show
イントロのブチブチ音が印象的。TKの囁きが不快。意外と全体を通してシンプルな作りだと思う

3、Tremolo+A
サビがなんとRe:automationの使いまわし。いけない、それはいけない。しかしアコギは綺麗だね

4、JPOP Xfile
不穏なギターカッティング、突き抜けるようなドラミングから始まる。タイトルと歌詞はさておき、その名のとおり、とりあえずサビがドキャッチーで爽快。サビ終わりの同じコードを引き続けるのが時雨らしい。あとは2;25あたりの哀愁ギターが聴き所か

5、a 7days wonder
ベース音がめちゃめちゃ目立ってます。メロが綺麗だけど、、それだけ。

6、a over die
初の(?)インスト。te'を意識したようなポストロック的音像。普通にカッコイイが、乾いた音は、おそらく次のトラックへのワンクッションだと思われる

7、Telecastic fake show
曲自体は文句なし。完璧。しかし6のクッションもむなしく、明らかに浮いている

8、seacret cm
これは結構なスルメ曲。寄せては返す音の波に酔う。あるいは激しく暴れていて、あるいはそこから一歩も動いていないような、そんなイメージ。

9、moment A rythm(short.ver)
「傍観」の最終形態か。悔しくも、もはやshort.verでは物足りない(笑) だめだ、シングル買わなくては。

10、mib126
orangeの意味を模索するが、結局わからず。HIPHOP的な歌詞の乗せ方は正直失敗。が、途中の転調を経て、暴れまくる  まぁしかしそこまで聴くのが面倒なのである(つまりそれほど・・・ということ)


 メロディー展開が自然になり、ボーカルも演奏技術も録音も格段良くなっています。しかしこのアルバムが今の時雨なら、彼らは明らかに退化しています。 例えば経済/商業の世界では、よりスマートに効率的であることは紛れもなく素晴らしいこと。しかし音楽、とりわけロックはそうじゃない。壊れかけの、ギリギリの場所でなんかカッコイイ事ができちゃってるよってのが一番美しい。独特なフレーズ、強引なメロディー展開、それらを見事に「アリ」にしてしまうTKの音楽センス。思えば#4、Feelin your UFOあたりがピークだったのか・・・ このアルバムでは、せめぎ合うハイトーンボイスも「奇を衒ってる」の一言ですまされても反論できません。音響的なアプローチも、シングルmoment A rythmで完成されてて、すでに煮詰まってる様子。

 しかしまぁアルバムとして非常に一体感を感じられるし、良かれ悪かれ聴きやすい。音にかなり拘ってるだけあって、かなり酔えるアレンジを聴かせてくれる。
とにかくネタ切れ感が否めないので、TKは一刻も早くもうちょっと建設的な作曲法を身につけるべき。

No.21|音楽Comment(0)Trackback()

ナルシシズムの顕現

2009/01/24(Sat)00:57

 秘密のケンミンSHOW面白いなー 鹿児島県民の”山形屋”へのリスペクトぶりが半端ないんですw まぁいくらか誇張されてるんだろうけど  東京一郎のコーナー最終回だったのは残念。あのチープな”お決まり”具合が好きだったのに・・・笑

 ところで、この番組観てるのは僕みたいな物好きだけかと思ってたけど、意外と人気あるみたいです。

 ネットの普及とかで「知りたい」と思ったものはほとんどタダで手に入るし、ついなんでも理解したつもりになっちゃうけど、実は提供された情報の享受者である限り、やっぱり切り取られた一部しかおしえてくんないんですよね(しかもしごく記号的に)。それにたとえ現地を体験できたとしても、おおむね観光目的で、直接その土地人の生活に触れることは普通出来ないですよね。だからやっぱりおよそ特徴的な部分だけをクローズアップされたものを提供される。これがこの番組が面白がられてる大きな原因でしょうね、きっと。
・・・でも、この番組をみたから地域を理解できてるかっていうと勿論NOですよね(笑)


 さて、今日はかなーり面白いバンドを紹介します。面白いっていうよりは(自分の聴く音楽の中では)『異質』とよぶべきでしょうか。メリーというビジュアル系バンドです。去年リリースされた一曲15分シングル『激声』を聴き、いくらか衝撃を受けました。特徴は、コッテコテのムード歌謡をベースに、時折パンク・ファンク・ジャズなどの要素を織り交ぜた、といった感じでしょうか。あと、ボーカルのナルシストぶり、イカレっぷりは正直キモイです(笑) たぶん良い意味です。 ホストまがいで中身スカスカのV系バンドなんかより、そういったパンキッシュで狂気じみたことを敢えて演じるスタンスは評価されるべきものです。(そういう点ではキューミリに通ずる部分が・・・ 対バン望む!!笑)
 たとえばですよ、好きなアーティストのパフォーマンスで「カッコイイ!」だとか「綺麗!」だとか、なんというか・・ゾクッとする瞬間、あるじゃないですか?そういう一種のエクスタシーを濃縮したような・・・ 振りたての香水みたいな、鼻をつまみたくなるようなクドさ、胡散臭さ・・・。おかしなことに、これがメリーの魅力のひとつなんです。僕の場合、楽器隊、歌メロ、雰囲気はすっごい好みなのに、声と歌詞がどうもなぁ、と首をかしげたのですが、これは『演劇』なんだって考えると、自然と耳になじんできたのです。それに、歌詞はともかく、癖をとった歌声を起用すれば、間違いなく楽曲の濃さにツブされるでしょうw 
 しかし何といっても一番の魅力は、卓越した作曲センス。「むむ、なんか昭和歌謡っぽいぞ・・!」っていうメロディーへの言葉の乗せ方。これがスゴイ。相当研究してるのか、根っからの昭和歌謡ファンなのか、どちらにしても絶妙な感覚だと思います。っていうか今の時代に恥ずかしげもなくムード歌謡を作っちゃうアーティストってだけで貴重な存在(笑) 

とまぁ御託並べるとキリがないので、とりあえず聴いてください

・・・とはいってもこの曲、「これぞメリー」という曲ではないような気がします;





「DECONTROL」CONTROL「DECONTROL」CONTROL
「DECONTROL」CONTROL「DECONTROL」CONTROL
CONTROL 「激声」 CONTROL 「激声」 CONTROL



           拡声器が空を飛ぶ




♪激声 (1/3)

 注:YouTubeでは三分の一までしか入り切らなかったので、続きは「関連動画」から。もしくはフル、歌詞付きで見られるニコニコ動画へどうぞ。

 一曲15分という問題作。今やりたいことを一曲に詰め込んでみたんだとか。アコギでのアルペジオからはじまり、力強く厳かな楽器隊が投入。一転、哀愁を帯びた泣きメロへ。 開始2分ですでに多彩な変化を見せる。しかし、まだプロローグに過ぎず。開始5分でまた転調。(上に貼ってあるのはここまで) ここのギターカッティングがとにかく格好良い。どこかレトロでジャジーなメロディーが怪しく光り、ブレイク。さらに加速、崩壊からのメインパートへの転調(8:17)・・・ 目まぐるしく繰り返す転調は聴く側に飽きさせる暇も与えず、瞬く間に15分は過ぎてしまう。
 劇画的ともいえる大袈裟な展開・悲劇性の誇張。これが得も言われぬカタルシスを生む。タイトルは「激声」ではなく、「劇声」であるべきである。歌詞が練り切れてないのと、話題性のために「15分以上」と事務所に指示されたからか(あくまで想像です)、明らかに蛇足な部分もある(特にラストの単語羅列は正直ダサいし、ムダに長い)が、それを差し引いても素晴らしい出来映え。ナルシシズム・自意識過剰にプラスの印象を与えられたのははじめてで、自分にとってはこの上なく新鮮だった。 

ちなみにもう50回以上聴いてきたけど、全く飽きがこないのに正直驚いてます。



No.19|音楽Comment(0)Trackback()

遅れまして明けまして

2009/01/21(Wed)02:02

おめでとうございます。年始を除いて特に忙しくはなかったのですが・・ やっぱブログ継続するのは難しい;

 今日(20日)録っておいたスペシャのストレイテナー特番観ました。先日行われたHELLO MISS WEEKEND TOURのライブ映像を中心にインタビューを挟んで、といった感じで60分。なかなか濃い内容で満足です。スペシャさんグッジョブ。 4人になって帰ってきたテナーは怪物でした。いくつか感想書きたいと思います
・Black Hole
これをオープニングナンバーとしてはじまるのは意表をつかれました。アングラな雰囲気の新曲ですが、今回のライブ観てサビのメロディーは意外とアッパーな事に気づく。三人じゃこの浮遊感・立体感は出せません。
 
・REST
沸々としたエネルギーを感じました。まさかライブで映える曲だったとは。あの不気味なコーラスがドラム中山とギター大山のハモリで完全再現出来てたのにちょびっと感動、後半大山純ソロパートが組み込まれてて、ここぞとばかりテク披露。かっこいいぞOJ。
 
・POSTMODERN
だいぶ過去の音源に収録されてて、聴いたことあるけど感想としては「若いなー」程度の完全ノーマークで臨む。度肝抜かれました(笑) よりダンサブルにアレンジされてて、相当磨かれてる印象。たぶん今回の切り札なんじゃないかな?現在CD音源をエンドレスリピート・・・笑
 
・KILLER TUNE
/LITTLE MISS WEEKEND
鬼の二連弾。現場いたら酸欠なるよ絶対w キラチュンはアルバムMIXを徹底再現。うん、やっぱテナーはベース日向の存在感が半端ない。ベース音がなんだかマッチョなんだよ。
 LMWは思わず踊りたくなる、早めのテンポ。キラーチューン(固有名詞)に負けぬぐらいのキラーチューン(一般名詞)ぶりを発揮。後輩だから失礼に当たるかもだけど、鬼気迫るテンションは9mmを思い起こさせる。

 
 新曲Lightningのカップリングとして新たに録りなおされたCOLD SLEEP奇跡の街も演奏してくれてたんだけど、この二つは音が増えたってだけで、正直言って変化がなかったように感じたのが残念。どうせならもっと思い切ったアレンジにして欲しかったかな。。 
 上には書いてない部分にも、OJの「見せ場(ギターソロ)」が至る所に散在してて、「自己紹介」も大いに成功を収めたでしょう。また、技術的な面に限らず、彼の加入はやはり大きいな、と感じました。テナーに今までにない「躍動感」を感じたからです。大山純自身に「躍動感」の要素があるとは思えないし、おそらく彼が入ったことによって、メンバー全員が感化された、ということでしょうか?(意味わからんw   とにかく、「ストレイテナー」の血液の循環が格段に良くなったように思うのです。
 まぁ、このライブ映像を観てニューアルバムNexusの購買意欲が倍増したワケですよ。







♪Lightning

 
 『君がいてくれたら、他に何も望まない』

 一歩間違えたらぬっるーい恋愛ソングで終わってしまいそうな歌詞。こんなフレーズをストイックさを売りとする彼らが歌うことは誰が予想できたであろうか。まさしく憑かれたようにして生まれた曲であるとホリエ氏は語る。何から何まで異質。そんでもって傑作。とても美しい楽曲なので、普段ロックを聴かない方にも自信を持ってお勧めできます。

No.18|音楽Comment(0)Trackback()

iPodでシャッフルして出てきた曲を

2008/12/14(Sun)22:52

レビューします。よそのブログでやってらっしゃるのをみて、面白そうだなーと思いましたので。

※嫌いな曲が出てきても正直なレビューをすることを誓います

1.とりこし苦労  椎名林檎
初っ端から嫌いな曲でしたー あの神盤「加爾基 精液 栗ノ花」の中でも飛ばすことが多いです。まぁ林檎のアルバムではお決まりのお遊び曲だし、その音遊びも凝ってて感心はするのですが・・・なんだか気持ち悪い曲なのです
 
2.Baby cruising Love    Perfume
とりこし苦労のドロッとしたメロディーからの爽快ナンバー。 シャッフルはこういう落差が魅力ですよね。 
歌詞も稚拙だし、メロディーも結構王道なのになんでこんな曲好きになってんだろ…って一時期悩んだ記憶がありますw けどこれは単純に
心地良い。

 
3.Twinkle Snow Powdery Snow Perfume
あーなんか恥ずかしいなぁ・・・笑 一応言っておきますが、Perfumeおたくじゃないですよ(笑)Perfumeの曲は10/780です(笑)
こちらも爽やかですね。サビでのフレーズの乗せ方何気にうまい。 ・・・なんか同じような曲が続いたらコメントしづらいです;
 
4.TAIFU    フジファブリック
めくるめくメロディー展開はまさに台風の如し!陽炎の昭和っぽいフジに興味を持ち、次にこれを聴くなり、ただただキモイとしか思えませんでしたw  「感情の赴いたままにどうなってしってもいいさ」って志村に繰り返されるとマジでどうにかなりそう
 
5.ある証明  ACIDMAN
おお突然シリアス。イントロからの圧迫感と重厚感。けどサビでの光差す感じがとても爽快でもある。そんな絶妙なバランスで構成されたロックナンバー。自分の中で、シングルではあんまりパッとしなかったんだけど、アルバム「and world」の中で聴くとかなりの存在感アリ。ちなみに「and world」は初期の世界観は薄れたものの、聴きやすく聴いてて気持ち良いアルバム。オススメ!


あ、楽しかったです(笑) またやろーっと 



では


 

No.17|音楽Comment(0)Trackback()

共犯者

2008/11/24(Mon)10:43

この間「ルパンの消息」っていうドラマ(映画?)を観ました。内容はミステリーで、15年前に起こった女教師自殺事件が他殺であったという謎のタレコミから、事件を関係者たちの証言から掘り起こしてゆくというストーリー。遂には、かの有名な"三億円事件"も絡んできて、非常に見ごたえアリでした。詳しいことはいえませんが、意外にも最後には涙することうけあい。ヒントは「共犯者」。お勧めです。

で、「共犯者」といえば、スネオヘアーNEWALBUM「バースデー」発売に先駆けての先行シングルのタイトル曲!最近のスネオ君は初期の焦燥感だとか危うげな雰囲気、漂う哀愁とかが完全に消えうせ、そして肉体的にもおっさん化がはじまり、悪い意味で本当に垢抜けてしまった・・・。「カナシミ」以降は良いと思えるものに全く出会えませんでした。そんなこんなでこの「共犯者」。ドツボ。タイトルから想像するより遥かにポップな曲なんですが、最近の楽曲にみられる甘ったるいポップさじゃなく、男女の禁断の愛を描いたある意味昼ドラっぽい(笑)ドラマチックなラブソングです。「月の果てまで逃げ切ってやる」っていう冒頭のフレーズがなんとも力強い!!僕にとっては実に三年ぶりの新曲といった感じです!嬉しい(^-^)

この先方向性を戻してくれるのかわかりませんが、「バースデー」には少し期待したいです・・・!



★6th album 「バースデー」 NOW ON SALE!!★
jacket_m.jpg

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オバマ氏当選

2008/11/09(Sun)23:25

 毎度ながら遅いニュースですが、バラク・オバマ氏が次期米国大統領に選ばれましたね!アメリカ初の黒人大統領です。歴史的な出来事です。それにしても勝利宣言に集まった人数は凄かったみたいですね。数万人だとか言われてます。日本では有り得ないですよね・・・ 人数的というより現代の日本人の性格的に。日本もアメリカを見習うべきなのかな?個人的には選挙をある意味ゲーム的に捉えているアメリカもどうかと思いますが。ちなみに名前が名前だけに負けたマケイン氏(冗談ですゴメンナサイ)も敗北宣言たるものをされてました。ブーイングの嵐。屈辱的ですよねー 要らないのでは?w
 さてアメリカは、世界は果たしてどう変わるのでしょうか?変わらないのでしょうか・・・ とりあえずは初の黒人大統領ということもあり、オバマ氏にはいろんな意味で十分気をつけていただきたいです。家族のためにも。




今日はテナー2連発★





 I said HELLO with a peace sign....






♪Black Hole  ストレイテナー

配信限定曲です。アルバムに入るのでしょうか?是非入れて欲しい!
再生時間も5分を超え、ふらふらしてたりトンガってたりで構成も複雑、ライブバンドっぽくない繊細で味のある楽曲に仕上がってます。完全に三人テナーでは為し得なかった世界。後半では大山純の自己紹介的ギターソロが!コレがめちゃめちゃカッコいい!!初聴ではたぶんこの素晴らしさを把握できないと思います。味が出るまで聴いてください。あと、このPVも好い。よくわからないけどサンドアート(?)みたいので、最後に新生ストレイテナーが徐々に砂から現れて、思わずテンション上がりました↑↑






HELLO,MISS  WEEKEND
       在りきたりな唄でいいから
HELLO,MISS  WEEKEND
       在りもしない唄でいいから




♪Little Miss Weekend    ストレイテナー

こちらは11月発売のニューシングル。イントロからテンション上がりっぱなし!ギター加入でこんなにも重みが増すのか~ 元々スリーピースとは思えないぐらい演奏に迫力あったけど(それだけに)、驚きました。ホリエ氏が名曲KILLER TUNE越えを自負していたけど、正直そこまでではないかな・・・笑 暗めのロックチューンだけどすっごいポップで、スッと頭に入ってくる。けどあんまり飽きがきそうな予感はしない。リッミスウィーケン!!のリフレインはシビれるぜ。また、PVはCG多用、今までに無いくらい凝ってて◎ 


はぁ・・・アルバムまだかなー



では

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